近所の内科で毎月漢方薬を処方してもらっているのですが、更年期障害でしょうか、最近ちょっとしたことで、とてもイライラしてしまいます。

特に今は冬なので、冬の時期は窓が結露してイライラします。結露ワイパーなるものをドラッグストアで買ってきて、毎朝窓にべったりとついた結露の水分を集めるのですが、それでとっても完璧ではなく窓ガラスは濡れたまま。乾いた布で拭き取っても、また翌朝には結露しているのですから、イライラするのも仕方ないと思うのですが。漢方薬を増やしてもらうか、他のお薬を試してみるか、色々考えては鬱々としてしまいます。

以前の家であれば、窓ガラスに季節に合わせたモチーフのジェルシールを貼って楽しんでいました。春は桜。5月は鯉のぼり。6月は梅雨。7月は夏のモチーフというようにです。季節が変わってもジェルシールの貼り換えを忘れていると、娘に注意されるほど、我が家では楽しみにしていたのですが、転勤で引っ越してきたこの家は、結露が多く窓ガラスで楽しめません。知り合いも全くいない土地ですし、漢方薬を処方してもらっている内科以外いいお医者も知りませんし、イライラに効くというホルモン注射も、こんな田舎では無理かもしれません。毎朝毎朝結露した窓ガラスと格闘し、窓ガラスを拭いてピカピカになっても、私の心は晴れないのです。

そんな中、娘が学校で、意外なことを聞きつけてきました。前の家と古さも間取りも窓の向きもそう変わりはないのに、なぜこちらの家ではこれほど結露が凄いのか。それは窓ガラスの材質によるものだったようです。娘の学校のお友だちの家で、窓ガラスの交換をしただけで結露から解放されたというのです。窓ガラスを交換するなんて考えたこともなく、窓ガラスの材質にそんなに差があるとも知らなかった私は、目からウロコが落ちる思いでした。