マンションを購入するにあたっては、本当に様々な物件を見てきたと思います。買おうと思いだしてから購入を決めるまで約2年。沢山の物件を見たのですが、それまで住んでいた古いマンションが、どの部屋も1つ1つの造りが小さく、天井も低く圧迫感があったため、使い勝手は別として、どうしても造りが大きな物件に惹かれてしまいました。そしてやっと購入を決めた我が家。フリーセレクトプランがあり、南側に面した部屋を、和室とリビングのままにすることも、和室を無くして1つの広いリビングにすることも選べるのが良くて選びました。もちろん私たちは、和室を無くして広いリビングに。南側のリビングの窓は大きな1枚ガラスで、その解放感と言ったら、まるでどこかのリゾートホテルのようです。

しかし、大満足で購入した大きな窓ガラスのあるリビングは、ガラスが大きすぎて差し込む日差しが強すぎ、夏場は灼熱地獄になることがわかりました。それまで東側の部屋にしか住んだことがなく、お昼には日差しが入らなくなってしまい、洗濯物が乾かないことに頭を悩ませていました。だから日当たりがいいと販売業者さんに教えられた西向きの部屋を選んだのですが、大きな窓ガラスから差し込む日差しは、洗濯物を乾かすどころか、強い日光のせいで、洗濯物が色あせる程のものでした。

夏場は昼間っからカーテンを閉め、窓ガラスからの日差しを少しでも和らげようとするのですが、それでは部屋が暗くなり、気分的にも落ち込みます。開口部が大きく開放感のある部屋だと思っていたのに、とんだ誤算でした。ホームセンターで買ってきた、窓ガラスに貼って紫外線を防ぐフィルムというのも、窓ガラスが大きすぎて、市販品ではサイズがありませんし、複数枚貼ってみても、明らかに視界が悪くなり、見た目にもみっともなく、とても使える感じではありませんでした。これなら広いリビングなどにせず、和室にすれば良かったです。